オシムの言葉


ちょっと前にテレビでオシムのインタビューをやっていて心に響いたので備忘。

−日本サッカーの強みは?
「アジアの特性」が武器。それは忍耐強さ規律を重んじるところ。

−例えば
パクチソンマンUのようなプレーができるかを考えるべき。フィジカルでは外国人選手に負けてしまうのだから、日本人ならではのプレーをするべき。パクチソンは強豪の外国人選手の中でいかにあのポジションを維持し、勝ち抜いているのかというと①運動量の豊富さ②頭を使って考えるプレー、を行っているからだ。

−日本では
田中達也が一番理想に近いプレーをする選手である。他の選手は、スピリットや考え方の姿勢を真似するべき。相手(側から見た)の危険な場所を常に考えるプレーをしている。

らしい。
スポーツはどの競技でも本質は同じなので、技術論や考えるプレーの部分とか非常に感ずる部分も多いのですが、特筆すべきは視点の部分だと思います。もちろん世界基準での強さの比較はどの国もどの競技も行うんですが、強みなどの部分をアジアの視点で見て性質から生かしていこうという戦略と考え方。

これはスポーツだけではなく、自己分析やキャリアプランにも使えるだろうし、そこをプロフェッショナルとして育てれば、ビジネスの世界でも世界基準で生き抜けるということかもしれないですよね。

と、考えると遅刻や連絡やモラルの部分が欠如してる人は、普通に考えて出直して来い的な話ですが、「日本人」として致命的だったり・・・?笑