STUDY HACKS!


STUDY HACKS!
今さらですが読みました。
資格・受験勉強だけでなくいつもの読書のクオリティアップにもつなげることができます。
テクニカルな内容だけではなく、本能的・脳科学的な内容にも触れられており記憶の仕組みから理解できます。

シータ波

シータ波とは「脳が情報収集している時に出る脳波」
例えば、空腹時や知らない・慣れない環境での勉強は、「生命の危機」を意図的に作り出すことになります。その状況下で人間は本能的に「情報収集」を行うようになる。なぜなら一刻も早く情報を集め安全な場所を確保しなければ襲われ殺されるかもしれないという遥か昔の記憶が呼び覚まされるから。そう!この時シータ波がわんさか溢れ出るわけです。わんさかね。だから「知らない場所」とか「慣れていない場所」とかが重要なんですね。学校の食堂とかマックとかスタバとかで仕事や勉強をするのは効果的なんですね。

音によるハック

本書の中には音にまつわるハックもかなり多く触れられていました。例えばICレコーダー。兎に角(セミナーとか授業とか)録音して音声データにして聞いて覚えること。理解は記憶した後でおk。あとはポッドキャストやオーディオブック。その他にはノイズキャンセリング機能のヘッドフォンで雑音を消すことで家以外を快適な勉強空間にすることができる、というもの。

教えた時には90%

聞いたことは10%
見たことは15%
聞いて見たときは20%
話し合ったときは40%
体験したときは80%
教えたときは90%
らしい。メルマガ・ブログ・セミナー、手段は問わず「教える」ということのアウトプットを示すことで理解はグンと高まるそうです。なのでブログでの読書感想文による自分の言葉でのアウトプットがかなり有効なんですね。

その他

茂木健一郎小林秀雄の講演は最高の知的エンタテイメントだ」
締め切り効果
iTunes U
キャリアのブルーオーシャン


など。兎に角勉強したくなります。
モチベーション管理にも触れられてあり、就活生もなかなか役立つ内容かと思います。