全てはこの1冊から

地元なうッ(^ω^)てことで、2月はもろもろの事情でゲロ吐きそうな忙しさですが、地元に帰ってゆったりしています。東京に戻った後、死亡フラグ立ちまくりです。ただ、今回東京に戻ると、もう2、3年は帰ることがない(できない)可能性があるので、ちょっと眺めに滞在中です。そして、昔懐かしいスポットを巡ろうということで市立図書館へ。昔のことがいろいろ思いだされます。


そういえば、と思いあるコーナーへ。まだありました。

サイバーエージェント藤田社長の『渋谷で働く社長の告白』。
大学受験の時期に、剣道とは別に「ビジネス」や「金融」に興味を持ち始め、高校の先生のススメもあり、ワタミの渡邉社長をモデルにした『青年社長』という本を読んでいました。高校生には大きすぎる新しい世界を見せ付けてくれ、もう山口県の高校生は興味津々。そのおかげか大学受験も年内にすんなりと終了。

その後、入学まで暇をもてあまし、図書館でなんとなく聞いたことあるな、的な感じで手にとったのが『渋谷で働く社長の告白』でした。そしてのめりこみました。ここで興味のベクトルが「起業」や「会社を作る」という方向に完全に行ったような気がしますね。また、藤田社長もいろんな雑誌で言ってますが「夢を見せて」くれた本でもありました。

時間の関係でパラパラとしか読めなかったんですが、改めて読むとまたおもしろい。昔とは大分、目を向けるところが違ってきます。考えることも違いますね。

上場後にサイバーエージェントの株価が下がり始めた時の葛藤の部分、売上5億円足らずのネットベンチャーが200億調達し、株主からのプレッシャー、そこからの挽回。家に帰ってもう一度読み直してみようと思いました。

あれから、4年ですか・・・まさか自分が、ベンチャー企業に投資する人になるなんて思ってもみなかったですね。人生って本当に分からないものです。「こうつながったか」と。


今の僕の始まりはこの1冊から。そしてこれからが勝負だな、と小さく思ったりしました。

渋谷ではたらく社長の告白
藤田 晋
アメーバブックス
売り上げランキング: 119345

青年社長〈上〉 (角川文庫)
高杉 良
角川書店
売り上げランキング: 3598