Soup Stock Tokyo

昨日28日、Soup Stock Tokyoの遠山社長のトークショーに勝どきまで行ってきました(・∀・)遠山さんのブログはハニカムの時代から読んでいたし、ポイントカードが全部たまるくらいSoup Stockは好きだし非常に楽しみでした(´ω`)

世の中の体温をあげる-遠山正道
http://toyama.smiles.co.jp/archives/1478394.html


勝どきなんて就活で1回来たかな〜くらい久々。ひとまずトリトンスクエアのフードコートで腹ごしらえ。沖縄料理店で僕はラフテーを食します。


旨い。これは旨いぞ。沖縄料理はいい!!
そして友達もろとも地図を持ってくるのを忘れ、「やべー」とか言いながら、大体この辺の気がする!とか言いながら適当に歩いてると、見つけてしまうというミラクル。

場所は勝どきのShop btf
http://www.shopbtf.com/index.html


なんだかめっちゃカワイイショップ!!ここスゴイ!そしてトークショー会場がお店とつながっているんだけど、入り口がまたかわいい。森の中に穴がぽっかり。

向こう側に会場が見える!なんてエモーショナル!ワクワクしてきます(´∀`)

イスがBOXなのです(・ω・)遠山さんはアーティストとしても活躍されているのでぴったりな会場。

以下内容と感じたことざっくり。

主な内容

主には今までの生い立ちと起業にいたる想いやきっかけ、そこで感じたこと、Smilesについて、理念や考え方、価値観、運営ブランドのgiraffeのこと。そして次に始める新しいこと。遠山さんの本を読んでいるとこれまでの経緯はすんなり理解できます。本ではわからなかった考えたことやもっと深い話が聞けて本当によかった。

スープで、いきます 商社マンがSoup Stock Tokyoを作る
遠山 正道
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企画書と自己実現

三菱商事時代、物語式企画書「スープのある一日」でプレゼンしたというのは有名ですが、この物語式にかける強い流儀のようなものを感じました。「スープのある一日」の前に、もう1つ物語式の企画書「電子メールのある一日」を書いていて、そこで「これは効く!」と感じたそうです。ここでは過去形で書くことって意外とポイントかなーと。物語式にすることによって詳細にイメージをしなければならないし、させることができるし、というメリットもあるみたい。
エピソードとしてJALとSmilesとの「on the ship」プロジェクトのことを話されていたのですが、「スープのある一日」に「JAL機内食のプロデューズをしている」って書いてあるから!ホラ!とJALに持っていってOKになったそう。そういった縁もあるらしい(半ばネタですが)
ここで思うのは、物語にすることで、夢を目標にし、日付を入れることで明確な目標設定を行えている、という点。途中、giraffeの話題になり、この企画書も物語(?)なのか、

「僕はNYでgiraffeのネクタイをしているオジサン見つけて抱きつくことにしてるんです。あ、あれ今年だっけ??そうか!もっと頑張らなきゃね!」

という感じ。物語にすることで自己実現に大きく寄与しているということ。
ワタミの渡邉社長の目標達成術も有名ですよね。

夢に日付を! ~夢実現の手帳術~
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映像へのこだわりと感性産業

物語式企画書は情報量が多い、という流れから、映像はさらに詳細に物事を決めないと撮れないという話に。実際にSoup StockのPV的なものや、JALへの提案にも映像を撮って使ったり、Smilesのコンセプト映像もわざわざ作ってあったり、いろいろと映像を見せてもらいました。
ここで思うのは、しっかりと詳細まで落とし込んで作りこむことで、世界感をしっかり作りこむことができるし、相手にもしっかり伝えることができ、文言だけでなく、直感のように感性に訴えかけることができるのではなかろうか、と。結局、Soup StockやTokyo Rouxは「おいしい」だし、giraffeのネクタイは「楽しい」だったり「よし!」だったり、ネクタイって相手にも印象を与えますよね。基本的に大体のことって感性に訴えかける側面を持っていて、そこの訴求が物語という手段を使うことで非常にうまくできている。飲食やアパレルなど既存のビジネスモデルを感性という側面で新しく切りなおしているのが印象的でした。

Smilesの5感と人

Smilesのコンセプト5つ。

【1】低投資・高感度
【2】誠実
【3】作品性
【4】主体性
【5】賞賛

これ実践できている人ってすごい魅力的だと思うんですよね。僕はスープストックが相当好きなんですけど、好きな理由のひとつに店員さんの気配りや雰囲気のよさがあります。そこって味と同じくらい大きなファクターだと思うんですよ。この5感は採用コンセプトにも直結するし納得のコンセプトです。
知り合いで今年Smilesに入社した方がいるのですが穏やかで、誠実、本当にSmilesにぴったりな人だなーと思っていました。企業理念やコンセプトが本当に大事なことだと再認識しました。

まぁ他にもいろいろあるのですが

ブログや本を読んでアーティスティックで可愛らしいイメージだったのですが、実際会ってみると、えらいダンディ!(・ω・)アライドの中村さん(社長)と同じくらいダンディでお茶目です。





帰りに月島でご飯食べて帰りました。もんじゃ焼きですよ(・ω・)
良い一日でしたー。